はじめに
どうも。
やるかどうか結構迷いましたが、やることにします。マインクラフトJava版1.16のMod制作解説。
以前やった、1.15.1でMod制作の解説と同じような形で解説を進めていきます。
1.15の記事はこちらにまとめてあります:
umagame.hatenablog.jp
ちなみに、今回はModの構想もちゃんと考えました。(パート3ぐらいで発表します。多分)
必要なもの
Mod制作に必要なものは以下の5つです。
まずやる気ですが、やる気が無い方はこの記事を見てないと思うので、これはOKですね。
Javaの知識は浅くても全然大丈夫です。高度なModを作る場合は別ですが。
Javaの勉強には「やさしいJava」っていう本がめちゃくちゃおすすめです。興味がある方はチェックしてみてください。
Forge(Minecraft Forge)はマインクラフトのModの基礎となるものです。これなしではMod自体が成り立ちません。
IDE(統合開発環境)は、簡単に言うとエディタです。有名なJava IDEはVSCode、IntelliJ、Eclipseなどがありますが今回はEclipseを使います。
最後にJavaですが、JRE(Java Runtime Environment)はマインクラフトを動かすのに必要です。(おそらくもともと入っていると思われます)
JDK(Java Development Kit)はJavaの開発に必要です。
Forge 1.16.4
まずForgeをダウンロードします。Forgeの公式サイト(http://files.minecraftforge.net)へ行きます。
1.16.4の、「Mdk」と書いてあるやつをクリックします。
左右どちらでも良いですが、右のほうが安定していると思うので今回は右にします。(左は最新バージョン、右はおすすめバージョンです)
クリックすると違うページに飛ばされます。5秒ほど待ってから、右上の「SKIP」をクリックします。
クリックするとダウンロードが開始します。すぐに終わります。
ダウンロードしたzipファイルの中身を適当なフォルダ(今回はデスクトップに作りました)に移動させます。
これでForgeの準備は完了です。
次にEclipseをダウンロードします。すでに持っている方は大丈夫です。
Eclipse日本語版のサイト(https://mergedoc.osdn.jp)に行きます。
最新版(今回は2020)をクリック。
自分のPCに合ったものを選びます。このバージョンは32bitに対応していないみたいなので、32bitの方は過去バージョンをダウンロードしましょう。
FullとStandardの違いはあまりありません。ダウンロードが早そうなので今回はStandardにします。
ダウンロードしたら、適当な場所にフォルダを作ってそこにzipの中身を移動させます。(パスが長すぎるとファイルがうまく解凍されないので、Cドライブ直下が望ましい)
中身を移動させるときには、7zipなどのソフトが便利です。
これでEclipseの準備は完了です。
JDKのダウンロードをする前に、まずJDK、JREのバージョンを確認しておきましょう。
コマンドプロンプトを開いて、「javac -version」と入力するとJDKのバージョンが、「java -version」と入力するとJREのバージョンが表示されます。
私の場合はどちらも11になってますね。Java11だと確かエラーが出るので、両方とも8にダウングレードします。
追記:Java11はEclipseの起動に必要なためアンインストールしないでください。
Java11のJDKを残したままJava8のJDKをインストールして、パスはJava8のものを設定してください。さっそく情弱が露呈してしまいました。すみません
私のPCにはJava8のJDK、JREとJava11のJDKが入っているので、Java11のJDKをアンインストールすればOKです。
アンインストールするとこのように、どちらもJava8になりました。
ただ、これだとJDKのインストール手順を解説できないので、Java8のJDKをアンインストールしてもう一回入れ直します。
このようにJDKがインストールされていない状態だと、javacが正しく認識されません。
前回はOracleの公式サイトからJavaをダウンロードしましたが、アカウントを作らないといけなかったりして色々面倒でした。
なので、今回は「AdoptOpenJDK」というサイトから手に入れます。(https://adoptopenjdk.net)
「OpenJDK 8」と、「HotSpot」にチェックを入れて、下の青いボタンをクリックします。(Macなど、他のプラットフォームの場合は下の「Other platforms」をクリック)
するとダウンロードが始まるので、しばらく待ちます。終わったら、それを開いてください。
「次へ」を2回ほど押すとこの画面に来るので、ここで「Set JAVA_HOME variable」をクリックして「すべてインストール」に設定してください。
これはインストーラーが自動的にパス設定をしてくれる機能です。めちゃくちゃ便利ですね。
設定できたら、「次へ」を押してインストールを開始します。
インストールが完了したら、一応コマンドプロンプトで確認しておきましょう。今回私がインストールしたのは1.8.0_275なので、同じバージョンが表示されればインストール・パス設定は完了しています。