このシリーズのまとめはこちら:
umagame.hatenablog.jp
どうも。
前回の記事に☆をくれた方がいらっしゃいましたのでこのシリーズの需要に気づけました。ありがとうございます。
はじめに
今回はいよいよMODの中身を作っていきます。
ちなみにこの記事ではJavaとかの用語が多少出てきますが、説明は省きますのでご了承ください。
前回の記事はこちら:
umagame.hatenablog.jp
これから作っていくModについてですが、私の好きなブロックの一つである「土」に関するModにしようと思います。
土を使ってツールを作ったり...みたいなネタModです。
ネーミングセンス皆無のため名前はDirtModです。
メインクラスを作る
まずはメインのクラスをsrc/main/java内に作ります。
すでにcom.example.examplemodというパッケージがありますが、いらないのでこれを削除しておきます。
src/main/javaを右クリックして、新規→クラスをクリック。
そうするとウィンドウが出てきますので、そこにパッケージ名とクラス名を入力しましょう。
今回はパッケージ名をcom.umagame.dirtmod.mainに、クラス名をDirtModにしました。
パッケージ名には製作者である自分の名前(umagame)と、Modの名前(dirtmod)を入れます。
クラス名にはModの名前を入れます(最初の文字は大文字)
完了を押すとクラスが作られます。
IDを設定する
ソースコードを書いていきます。
まずModのIDをMOD_IDという名前で変数を作り、それに入れます。
package com.umagame.dirtmod.main;
public class DirtMod {
public static final String MOD_ID = "dirtmod";
}
IDはすべて小文字にしておきましょう。
次に、このIDをModに適用します。
クラスの一個手前の行に「@Mod(クラスの名前.MOD_ID)」という行を追加します。
package com.umagame.dirtmod.main;
@Mod(DirtMod.MOD_ID)
public class DirtMod {
public static final String MOD_ID = "dirtmod";
}
こんな感じ。
ですが、importをまだしていないのでエラーが表示されると思います。
なので豆電球のアイコンをクリックしてimportします。
MODの詳細を設定する
マインクラフト内のModを確認する画面で、そのModの説明とかバージョンが表示されますよね。
次はその設定をしていきます。
src/main/resources内のMETA-INFというファイルの中の、mods.tomlをダブルクリックで開きます。
なんだかごちゃごちゃしてて見にくいですが、ここでModの詳細を設定できます。
上の画像の赤線について、上から順に説明します。
issueTrackerURL・・・関係ないので前に「# 」と入力します。
modId・・・ModのIDです。メインクラスに書いたものと同じものを入力してください。
version・・・Modのバージョンです。今回は1.0.0としておきます。
displayName・・・Modの名前です。
updateJSONURL・・・これも関係ありません。
displayURL・・・WEBのURLを貼り付けることができます。今回はこのブログのURLにしましたが、いらない場合は前に「# 」と入力しましょう。
logofile・・・画像ファイルを指定して出すことができます。今回は用意してないので「# 」を入力しました。
credits・・・クレジットです。
authors・・・Modの作者です。
description・・・Modの説明です。複数行入力できます。
上の画像のように入力すると、こんな感じに表示されます。
さいごに
今回はここまでです。お疲れさまでした。
まあここまでがMod制作においての準備作業みたいな感じですね。
次回:
umagame.hatenablog.jp